ブルーノオト

国内バスケットボールをメインフィールドに活動中。フリーのライター/編集者、青木美帆のブログです。

好きです川崎愛の街

Standard神奈川」Vol.12が発売されました。

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Standard神奈川は神奈川県内のみで発売される(例外的に蒲田と町田でも購入可)スポーツ雑誌です。

産休後復帰第一号ではBリーグ特集ページを担当させてもらいました。

メーンは蒲谷正之選手(横浜ビー・コルセアーズ)×篠山竜青選手(川崎ブレイブサンダース)の神奈川出身プレーヤー対談。個人的には長いインタビュー取材の復帰戦でもあったので大変緊張しましたが、取材慣れしているお2方とあってスムーズに進み、予定していた時間を大幅に巻いて終了。和やかな雰囲気でした。

いろんなところでラゾーナ(川崎駅直結のショッピングモール)を推し、川崎アピール活動に励んでおられる篠山選手ですが、何を隠そう横浜出身。「僕は横浜の人間だし川崎には負けたくないと思っている」と、衝撃的な一言が飛び出しました。「出た、横浜人のプライド!」と、ちょっと思いました。

「おすすめスポットは?」という質問に「横浜には勝てないっすよ」と前置きしつつ、多摩川を挙げてくださった(ロードワークに出たり、河川敷で少年野球を見るのが好きなんだそう)篠山選手。プロ化に伴い、市の歴史から勉強し直すと宣言されていました。横浜のことはいい加減もう忘れて、ぜひ川崎親善大使を目指して頑張ってください!!

 

これも何を隠そう、私は4年前から川崎市民です。川崎フロンターレのにわかサポーターをしつつ「もっとバスケも盛り上がってくれ…」と半ば呪っていた身として、市民クラブができたことを大変うれしく思います。先日行われたブレイブサンダースの記者会見でも、選手たちがしきりに「川崎のみなさんに楽しんでもらいたい」「川崎のために頑張りたい」といったようなことをコメントされていました。実際にどんなアクションを起こしてくれるのか、楽しみです。

 

横浜には川崎市出身の竹田謙選手が2年のブランクを経て電撃加入しました。インターハイ男子の県代表は法政二桐光学園と、ともに川崎市の学校でした。川崎のバスケ、いま、アツイです。

フラットな視点を持ちつつ、川崎偏愛主義も備えていきたいと強く思う今日このごろです。

 

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タイトルは川崎市民の歌です。ゴミ収集車が流す曲でもあります。

何度この曲を聞いてゴミの出し忘れに気付いたことか…。

youtu.be

 

【追記】

自分も「川崎のおすすめスポット」を考えてみたのですが、篠山選手同様インパクトのあるものを思い浮かべられませんでした。川崎の自慢って何だろう…。仕事の都合などで流入してくる人が他の市町村より圧倒的に多い(自分感覚比)東京/横浜のベッドタウンの川崎は、土地への愛着が育ちにくい場所なのかもしれません。

そんな中で「ユニークなサッカーチーム・川崎フロンターレ」の存在は、よくよく考えてみたら私にとって大きな地元自慢であり、アイデンティティでもありました。全国的な名所がないからこそ、地元のプロスポーツチームが市民の大きな心のよりどころになりえるのかもしれません。ブレイブサンダースにもぜひ、そんな大きな未来を描いてほしいな~。