ブルーノオト

国内バスケットボールをメインフィールドに活動中。フリーのライター/編集者、青木美帆のブログです。

ウインターカップに寄せて(神奈川代表校の話)

ウインターカップ開幕前夜ということで、神奈川男子代表として出場する桐光学園高校の練習を見学してきました。

いやー、ビシッとしまっててよかったですねえ。ピーキングも順調な様子でした。一方でさまざまな「初めて」を経験するがゆえの、初々しく微笑ましい様子もちらほらと。(桐光学園は4年ぶりの出場なので、今いる選手たちにとっては初のウインターカップなのです)

初戦となる25日の試合は、約300人の生徒が応援にやってくるとのこと。また、同じ川崎市所属で、県予選決勝でしのぎを削った法政二高の選手たちも駆けつける模様です。学校の仲間たち、ご父兄、OBたちに加えて、県内屈指の熱さを誇る法政二の部員たちの存在も、選手たちを大きく後押ししてくれることでしょう。

 

桐光学園の初戦

12/25(日)15:40~

育英(兵庫)or大分舞鶴(大分)の勝者@Cコート(東京体育館一番奥)

 

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1カ月ほど前になりますが、女子代表の旭高校にも訪問しました(「TIP OFF」の取材です)。これまであまり訪問取材の機会がなかったので、選手たちにも色々話を聞けてうれしかったです。特に、楠本選手は試合中はおとなしく見えるけど、けっこうはっちゃけてて面白かったです(笑)。

アンダーカテゴリーのスタッフを務める講武達雄監督がチームを離れることが多い旭は(取材日もそうでした)、監督がいなくても自分たちでしっかり練習を締められるのが強み。現在のJX-ENEOSでのプレー経験を持っている上に、S&Cコーチ、アスティックトレーナーも兼務する西垂水紀世美アシスタントコーチの存在もとっても大きいです。

文字数の関係でちょこっとしか触れられませんでしたが、ケガ予防の対策は特にたくさんの部活生に知ってもらいたいトピックの1つ。どこかでまた紹介できる機会をうかがっております。

大会2年連続出場中の旭。菊地キャプテンは「目標はベスト4以上」とビシッと宣言。新たな神奈川女子の伝統をつむぐためにも、ぜひ高い場所を狙っていってほしいです。

 

◆旭の初戦

12/23(金)9:00~

一関学院(岩手)@Bコート(東京体育館真ん中)

 

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後輩の指導に訪れていた桐光OBの大学生と話していて改めて思いましたが、人生でどれだけ楽しい、素晴らしい、輝やかしい出来事が待っていようとも、高校3年間の日々は永遠にスペシャルなもののような気がします。大して何も頑張っていなかった自分ですらそうですから、3年間を通して一生懸命頑張ってきた選手たちにとってはひとしおのものでしょう。

緊張もするでしょうが、それすらも楽しく思えちゃえたもん勝ちです(たぶん)! 会場入りから引退の瞬間を迎えるまで、東京体育館で起こるすべてのことを全力で愛おしんでもらいたいです。

 

ウインターカップ2016、いよいよ開幕!!

 

※大会関連の記事はあちこちに寄稿する予定ですが、大会中はバスケットボールキングさんにて男子の原稿を書くことになっています。プレビュー企画もいくつか担当していますので、ぜひご覧いただき、大会をより楽しんで頂けたら幸いです。